おいしい鎌倉+花の北鎌
(2005.5〜6)

 

☆アウトライン☆

 実は我が家から鎌倉まではバスで1本です。ま、バス停に行くまでに歩いて35分かかるのですが(笑)。しかし我が家では現在ウォーキング運動を展開中なので、頑張って歩いていきます。それに電車で行っても時間的にはさして変わらないのです。

 みなさんは鎌倉行ったことありますか?関東在住の方なら遠足などで行ったことがあるかもしれないですね。関西の方々には縁遠い場所なのかもしれません。現に私の友人でこのHPにもたまにやってくる兵庫出身のみっちぃ氏&まだやってきたことはない奈良出身のマイコ姫を昨年末連れて行きましたが、二人とも初めてでした。やはりそんなもんなのでしょうか?

 私はこのよさこいオフシーズン、結構鎌倉に行っています。横浜中心部に行くより知り合いに会わないという理由もありますがね。なので何回か鎌倉に行った様子からセレクトしお届けします。今回取り上げるのは、駅周辺を中心とした「おいしい鎌倉」で有名なお寺の多い「花の北鎌(北鎌倉)」です。

 

☆おいしい鎌倉☆

 おいしい鎌倉の発信地かつ集積地といえばやはり「小町通り」でしょう。鎌倉駅を出て左にある通りで、食べ歩きできるものからレストラン、おいしいお土産までいろいろ揃っています。今回写真を取ってあるのがお土産や甘味のお店に集中していますが、それ以外のお店も触れますね。

 ちなみに、ここに写っている「露西亜亭」というお店、ピロシキがおいしいです。有名店ですよ。

 やはり鎌倉といったら「紫芋ソフト」でしょう。なぜ鎌倉で紫芋か、という疑問がありますが、たぶん紫陽花にかけているのでしょうね。一番有名なのは「いも吉館」というお店です。紫芋の優しい甘みが大変食べやすいです。小町通りのほかにも、若宮大路(後に詳述)や長谷の大仏北鎌倉にも店舗があるので、どこかの参拝帰りに食べるのもありかもしれませんね。ソフトは295円。

 ちなみに長谷の大仏近くのお店では抹茶ソフトとのミックスで「あじさいソフト」なるものがあります。でも抹茶の味が強すぎて紫芋の味が分からないので、紫芋ソフトで食べたほうが良いです。お土産には紫芋羊かんが持ち運びにも便利でおいしいですよ。

 小町通りにはいつも人だかりのできているお店として「まめや」があります。いろんな味のおまめさんがあってなかなかおいしいんですよ!ピーナッツにコーティングを施されているものが中心で、きなこに始まり、マヨネーズ、梅、いわし、抹茶、ブルーベリー、モカなど、思い出すのも苦労するくらいです。それになんといっても「試食ができる」のがいいですね。価格も200〜300円ぐらいで1袋買えるのでちょっとしたお土産にもちょうどよいです。

 私のオススメはこの「カレーチリソース」味。カレー味とチリソース味にコーティングされたピーナッツとあられが入っていて、ぴりっとしているのがたまらない!お酒のおつまみにちょうどいいでしょうね。これは200円。だいぶ食べた後に撮ったから中身は少ないですが(苦笑)、120グラム入っているのでなかなかなものでしょう。

 もう一つの集積地として「若宮大路」を取り上げましょう。ここはかの「鶴岡八幡宮」から南に広がる通りで、鎌倉土産としてはあまりにも著名な「鳩サブレー」を販売している「豊島屋」本店もここにあります。私は鳩サブレーよりも「レザンジュ」の「湘南鎌倉パイサブレー」のほうが好きですが(レザンジュは小町通り内にありますよ)。 
 この若宮大路内のビルに入っているお店に「わっふる21」があります。ここのわっふるはクリームが違う!ふわふわかつ甘さ控えめ!とろけてしまいそうなのです。皮もふわふわ!!みなさんはこの写真をみて想像してください。お土産にもできますが、自分の分だけ買ってその場で優越感に浸りながら食べるのが良いでしょう。ここのわっふる屋さんは売切れたら終わりなので早めに行ったほうがいいですね。16時がボーダーラインかな。わっふるはどれも280円とちょっと高めですが、それでも食べる価値がありますよ!  

 同じビルの1階におつけもの屋さんがあります。ここもいい味しててね。ここの「早採りごぼう」漬けがおすすめです。他にも20種類ぐらいあるので品定めをするのも楽しいですね。ちなみにこのお店も試食できます(笑)。同じお店が小町通りにもありますよ。
 番外編で、実はここは北鎌倉なのですが、おいしかったのでご紹介します。明月院近くにある「風花」という喫茶。ここは「うさぎまんじゅう」が名物で、テレビにもたびたび取り上げられています。うさちゃんは中がくりあんで、上品な甘さです。蒸篭に入っていることからも分かるとおり、蒸し饅頭なのでこれからの季節には熱いかもしれませんが。私が食べたのは冷やし抹茶とのセット850円。手前のお団子は草団子です。

   

 

☆花の北鎌☆

 

 北鎌(北鎌倉)への起点として選んだのは鶴岡八幡宮です。理由は我が家から1本で来れるバスの途中に八幡宮最寄バス停があるから。

 ここはいつも修学旅行生が多いですね。この日もたくさんの修学旅行生がいました。観光客もたくさん!みんな「鳩サブレー」の黄色い袋を持っています。

 現在八幡宮は改修工事中のため、写真の中にも工事している部分が見受けられます。

 この日は撮影で、白無垢を着た花嫁さんがいました。少々蒸し暑かったのでこの格好は暑かったろうに。だって、右のタンクトップの兄さんとの差が激しいよ。

 鶴岡八幡宮を出て大船方面に歩いていくと、巨福呂坂(こぶくろざか)という坂があります。ここは歩道が狭く、さらに車通りも激しく、歩きづらいのですが、紫陽花が所々に咲いていて、今の季節にはちょうど良いです。

 この坂を越えると今話題の義経ゆかりの「建長寺」があります。

 建長寺を越えて10分ほど、鶴岡八幡宮から20分強で「明月院」に到着します。ここは「紫陽花寺」として著名で、休みの日にはお寺に入るのに大行列ができるそうです。私の行った日は、ちょうどタイミングがよく帰るときになって入り口は大行列でした。良かった良かった。

 ここは臨済宗建長寺派の寺院で、北条時頼の別業の仏堂です。中は入り組んだ細い路地を軸にした庭園になっていて、場所場所によって違った趣を見せています。

 本堂から向こうに広がる景色は花しょうぶで、花しょうぶのみの庭園が広がっています。写真で見るとどうってことないんですが、肉眼で見るとこれこそ趣があります。日本の侘び寂びですね。ちなみにこの菖蒲園に入るためには、拝観料300円とは別に500円かかります。

 明月院では年間にわたって花を愛でることができるそうで、秋は金木犀や彼岸花、冬は水仙や椿、梅が見られるそうです。

 あっ、この明月院の近くに「おいしい鎌倉」で挙げた「風花」があります。

 明月院から歩いて5分ぐらいのところに「浄智寺」があります。この風景だけではほんとにお寺なのか分からない…農山村の風景と変わらないよ。でも鎌倉なんです。このお寺は13世紀の終わりごろに北条時頼の三男宗政の夫人が起こしたお寺だそうです。ここだけではなく、お寺にはいたるところにお花が咲いています。

 この風景だけじゃないんだ、このお寺、すごいんだよ…3枚めくりでいきます(はなまるマーケット調)。

 この怪しげなトンネルを抜けると彼がいました。「布袋さん」です。おなかをなでると元気がもらえるそうで、最近おなかの調子の悪い私はよぉく撫でてきました(笑)。おなかばかり撫でられているせいか、おなかの色がすっかり変色してしまっています。

 さらにこの布袋さんの指している指の方向が気になります。どこ指してるんだ??

 このちょっとアブノーマルな感覚がたまりません。…自分ちょっとみうらじゅんみたいだ(笑)。すっかり元気をもらいました。

 この「浄智寺」から2,3分歩いたところに「東慶寺」があります。ここは明治まで尼寺で、駆け込み寺としての役割を果たしていたそうです。それもあるのか、このお寺もお花がたくさんあります。この花しょうぶもそうですね。

 文人も多く訪れているらしく、歌碑もたくさんありました。

 奥へ歩いていくと、みなさんに向かって写真を撮っている。何かと思って私も撮ってみました。紫の小さい花が咲いているのが見えるかと思いますが、何の花だと思います?
 この花は「岩煙草」と言うそうで、お寺のいたるところで咲いていました。じめじめしたところが好きなのか、崖が好きなのか、そういったところにたくさん咲いていました。コケ植物なのだろうか?そんなことはないか。

 葉っぱがタバコの葉に似ていることからこの名前がつけられたそうです。さらにイワタバコ科イワタバコ属らしい。

 お寺は奥に深くなっており、段々畑のように墓地が連なっています。

 

☆アウトライン☆

 鎌倉のほんの一部を切り取っただけなんですが、楽しんでもらえただろうか?けっこう、鎌倉って楽しもうとすると楽しめるものなんですよ。案外、奥が深い。なのでみなさん、ぜひ一度鎌倉へ!

 でも今の季節は「激」がつくぐらい混んでいるので、もうちょっと後でもいいかも。湘南に泳ぎに行くついでにどうぞ。でもよさ人は夏・秋は忙しいと思うので、冬にどうぞ(笑)。冬でも楽しいですよ。じゃ、これは後日やろう。

 

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