No.7 水と桜と。(前編)

 

☆すばらしきひとり旅☆

 実は今日旅するなんて全く決めていませんでした。では何で旅することにしたのか?それは「浜松よさこい」で使うはずだった「青春18きっぷ」が体調不良で早く帰ってきたため1枚余ってしまったのです。そのため、どこ行こうと2,3日前から地図を眺めていました。それほど遠くなく、行ったところのない場所が候補地。当たり前ですが、電車の使えるところが必須です。そこで目をつけたのが佐原。母の実家が千葉県北部にあったので周辺部は行ったことのあるところが多いのですが、ここはない!というわけで横浜から電車で3時間。ガタゴトとやってきたのです。

 今回はちと長いので前後編分けてお届けします。

 

☆そうだ、伊能先生だ。☆

 実は予備知識ゼロで行った佐原。駅について案内板を見ていたら、「伊能忠敬」という文字が!そうだ、ここは江戸時代、歩いて日本全国を測量して地図を作った伊能忠敬の町なのです!この地理学専攻の私には欠かせぬ街ではないですか!それに古い町並みが保存されているという話。そういえばそんな話むかし本で読んだな。記憶をたどりながら街を歩きます。
 10分少々歩くと、伝統的な建造物が立ち並ぶエリアに到着します。街には水路が走っており、ヤナギの木と共に風流な感じをかもし出しています。

 伊能忠敬は元々商人でした。17歳で伊能家に婿養子としてやってきたそうです。そこで辣腕を発揮し、1代で財産を3倍にしたというのはやり手ぶりを感じさせますね。

 ここは伊能家旧宅です。写真は店舗。メインは酒造業を営んだお宅だったそうなので、ここでお酒の取引をしたのですかね?

 ここは台所から外を覗き込んだ形。外に見える左側の建物が書院なので、ここで伊能忠敬も商売の算段を考えていたのだろうか?

 この建物の向かいには伊能忠敬の記念館があり、ライフヒストリーや測量の方法などを見て学べます。

 伝統的建造物の地域から外れたところにもこんな味のある建物があります。赤い丸ポストなんて久々に見ました。なんだか田舎に遊びに来たみたいです。

 ただ街中をふらふらするだけでも味があります。

 さて、元の場所に戻ってきたのですが、橋から水が出ている??なんだあれは??

 この橋は「樋橋(かけはし)」というそうで、元々人が渡るためではなく、灌漑用水を対岸に送るために作られたそうです。それにいつの間にか板が渡され人が通れるようになったそう。別名「ジャージャー橋」というそうです。しかし、こんなんいきなり流れてきたらびっくりですがな!!
 市内中心部はこのような細い道が入り組んでおり、まるで迷路のようです。この中に昔ながらの商店や美容院、喫茶などがあります。こんな街をぶらぶらしているだけでも楽しいものです。

 閉店したお店のシャッターに張ってあったセンセーショナルなポスター!「志田ストア」さんです。ほうれん草50円、きゅうり4本98円とは!!絶対に横浜では買えないよ、その価格では。
 気になったので行ってみました「志田ストア」。うーん、さすが近郊農業王国千葉県。野菜や果物が安いですね。その中でも一番気になったのが写真のこれ。大根1袋380円です。袋の中には6,7本の大根が入っています。これは安い!しかしこんなにあってどうするのだろう…たくあんにでもするのだろうか?

 ちなみに。私が帰りいつもの駅前スーパーで大根を見たところ、1本200円でした。同じ大きさで…誰だ、中間マージンそんなに取っているやつは!

 

 

 

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