よさ研レポート2005

4.まとめ

 

 これまでのことをまとめると、以下のようになります。

○季節による違い
  夏より秋のほうがより広い範囲でお祭りが開催されている。夏に開催されるお祭りは、南関東のほうがその割合が高い。大規模なお祭りは夏に開催される傾向にあるのは、南関東での開催が影響?
○都市の特徴として
・都心に近く、人口の増えている地域はよさこいのお祭りも多い(都心から離れている地域と比較しその数2倍)
・昼間人口の高い地域でよさこいのお祭りがあるのは23区、八王子、川崎市川崎区、横浜、千葉市中央部、高崎など。ビジネス街、商業地、学校が多い?
・東京のお祭りは県外からの参加が多い
→どの土地の人でも受け入れる、都市のお祭り

→交流の場としての、都市のお祭り(だから夏に大規模なお祭りが多い?)

○住宅街、コミュニティの特徴として
・昼間の人口が少ない地域
→住宅街と考えていい?ここで開催されるお祭りは地域コミュニティ作りが絡む?
・地元率の高いお祭りは市役所がからんでいる?
→地域のコミュニティづくりの意味があるのかも?
○その他
・中小規模のお祭りは、同一県内からの参加がほとんど
→県域がチームの交友関係に影響?

→地域の人とのコミュニティ作りとしての地域のお祭り。そして、近隣との交流のお祭り

 特に、ピンクの文字の2ヶ所が今回重要な部分かと思っています。交流の場としてのよさこいというのが定着しているようにも感じますが、個々のお祭りを見てみると、都市と住宅地等、開催地によってその性格が異なるのではないかと考えています。

 

  今回、よさ研ではあまり突っ込んだことを書く事ができませんでした。また、お祭り内で見たことや、既存のデータからの分析が中心となったため、個々の事例に踏み込んで書く事ができなかったことが今後の課題です。また、これらの情報を通して、地域のよりよい姿や地域間交流など、よさこいを通して多くの人に貢献する事ができればよさ研として意義のあることだと考えています。

 

3.各祭りの特徴と関東よさこい祭り

2−2.関東よさこい祭りの特徴(続き)へ

2−1.関東よさこい祭りの特徴 へ

よさ研レポートトップへ

よさ研トップへ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送